【シドニー時事】プラスチックごみによる海洋汚染問題を訴えようと、1万2500本の使用済みペットボトル容器などを使用して造られた帆船「プラスティキ」号が7月26日、米サンフランシスコから約4カ月かけてシドニーに到着、太平洋横断の航海に成功した。
帆船は、英金融財閥ロスチャイルド家の御曹司、デービッド・デ・ロスチャイルド氏(31)が私財を投じて造った。全長約18メートルの6人乗り。ペットボトルで大半の浮力を生み出す設計で、船内の電力には太陽光と風力を利用し、野菜栽培の設備も搭載した。
約8000カイリ(約1万5000キロ)の航海を遂げた同氏は「プラスチックの使い捨ては禁止されるべきだ」と主張。ペットボトルやレジ袋の利用の見直しを訴えた。国連環境計画(UNEP)によると、毎年640万トンのプラスチックごみが海洋に投棄されているという。
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